「ChatGPTとClaude、結局どっちを仕事で使えばいいの?」——社内でAIツールの話になると、だいたいこの質問が出る。
Web制作の仕事をしていると、クライアントへのメールや提案書、社内向けの資料など、文章を書く場面が思っている以上に多い。最近まではChatGPTを使っていたが、ここ数ヶ月はClaudeに乗り換えて、ビジネス文書の作成に使う頻度がぐっと増えた。この記事では、実際に業務で使ってみて感じた違いを、良かった点も微妙だった点も含めて書いてみる。
敬語・言い回しの自然さがまず違う
一番最初に気づいたのは、クライアント宛のメール文面を作らせたときの言い回しだ。ChatGPTに「丁寧に」と指示すると、やや硬すぎたり、逆に妙にフランクな一文が混じったりすることがあった。「〜させていただければと存じます」のような、ビジネスメールとしては少し過剰な敬語になることも多かった。
Claudeに同じ依頼をすると、そのまま送っても違和感のない、実務でよく見る温度感の文章が返ってくることが多い。細かく指示を出さなくても、最初の一発で「これでいいな」と思える確率が体感でかなり高かった。
長文の資料は、指示の通りやすさが違う
提案書や仕様のたたき台のような、ある程度長さのある文書を作るときも差を感じた。ChatGPTは会話の途中で「さっき指定した文字数や構成」を微妙に外してくることがあり、何度か指示を出し直す必要があった。
Claudeは長めの指示や、複数の条件(トーン・文字数・構成の順番など)を一度に伝えても、それを律儀に守った文章を返してくることが多い。特に「この見出し構成のまま、各セクションを埋めてください」のような細かい指示を出したときの再現性の高さは、実務で使う上でかなり重要なポイントだと感じている。
逆にChatGPTの方が便利だった場面
ここまでClaudeを持ち上げる内容が続いたが、正直ChatGPTの方が便利だった場面もある。資料に使う簡単な図やアイキャッチ画像を生成したいときは、ChatGPTの画像生成機能をそのまま使える手軽さが便利だった。Claudeは(この記事を書いている時点では)画像生成機能を持っていないので、画像が欲しいときは結局別のツールに切り替える必要がある。
また、最新のニュースや相場感など、リアルタイム性が必要な情報を調べながら文章に反映させたいときは、ChatGPTの検索連携の方が自然に使える印象がある。
結局、どう使い分けているか
非エンジニアの同僚にAIツールを勧めるときも、最初の1本目としてはClaudeを勧めることが増えた。プロンプトを凝らなくても、最初から「使える」文章が返ってくる確率が高く、AIに苦手意識がある人ほど最初の成功体験を作りやすいと感じている。
冒頭の質問への今の自分の答えはこうだ。
- 人に読んでもらう日本語の文章(メール・提案書・資料)が中心の仕事 → Claude
- 画像生成や最新情報の検索が絡む仕事 → ChatGPT
- 迷ったら → 両方とも無料プランで併用してみる(月額を払ってまで絞る必要はまだ感じていない)


コメント